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コタツとマスクと甘えん坊
はっはっと短い呼吸を繰り返しながら和希が仰け反る。
いつもよりゆっくりと腰を進めていきながら壮史は首筋から胸へと手と舌を滑らせた。
漸く深く入り込むと壮史は和希の髪を撫で軽いキスを何度も唇に落とした。
和希の中が熱い。
熱が上がってきたのかもしれない。
和希だけでもイカせて寝かせなければ、壮史はゆっくりと腰を動かし始めた。
「んっ、あ、壮……」
溶かされそうなほど熱い中に、動く度に射精感が襲い下腹に力を入れる。
下から和希は潤んだ目で壮史を見上げ、顔の近くに置かれた壮史の腕に顔を擦り寄せる。
「壮…キス、したい」
壮史は身体を倒し和希の髪を撫でながら唇を重ねた。
和希のいつもより熱い舌が壮史の唇を舐めると壮史の舌が和希の口の中に入ってくる。
腰をぐっと深く入れられ、舌を絡めながら和希がくぐもった喘ぎ声をあげた。
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