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コタツとマスクと甘えん坊

きゅうきゅうと中が収縮を繰り返す。 和希は首を振ってその先を口にするのを嫌がった。 耳朶を口に含んだまま舌でなぞり、軽く歯をたてた。 「和希……言って」 和希の唇が壮史の耳に触れる。 「精子……欲しぃ」 消え入りそうな震える声が聞こえた。 壮史は身体を起こし、込み上げてくる射精感に抗うことなく腰を振り始めた。 和希が声を上げ仰け反るのを眺めながら、和希の中を抉る。 和希が精液を吐き出すのを見届けるように壮史も和希の中で達した。 壮史がゆっくりと和希の中から出ると和希は壮史の頬に手を伸ばしそのままパタリと寝てしまった。 和希の身体を綺麗に拭くと着替えてから壮史も和希の隣に横になる。 髪を撫でると和希が身体を摺り寄せてきたのを抱き締めてやり、壮史もいつの間にか眠りに落ちていった…

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