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酒とスパイスのチョコレート
和希の言葉に壮史は一瞬悪い笑みを零してから腰を打ちつけ奥まで挿れこんだ。
「んあっ、あ、壮…」
「…何て言うんだっけ?」
もうこれ以上ないほど奥に入りこんでいるのにさらに奥を目指すかのようにぐりぐりと腰を押し付けられ和希の身体が大きく震えた。
「い、イク、壮、」
「…上手に言えたな、精液出る?」
激しく揺さぶられ性器を出し入れされ限界を超えた和希はガクガクと頭を振る。
「はっ、あ……」
和希の頭の上の腕がぐーっと伸ばされ、和希のつま先がぎゅっと丸くなる。
中がぎゅううっとひきつけを起こしながら壮史の性器を締め付けたと思ったら和希がぶるぶるっと身体を震わせその後ガクンと力が抜けた。
精液は出ていないが激しく達したのがわかると、壮史は唇を噛むほど堪えていた射精感を手放す。
細かく痙攣を起こしている和希の中を擦り、奥まで入れ込むと精液を吐き出した。
和希の中で性器がぴくぴくと跳ねているのを感じる。
壮史はいつもより長く続く射精に息を切らせながら浸った。
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