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酒とスパイスのチョコレート

「んっ、んぁ」 受け入れる準備が出来上がっていた和希の中を存在を刻みつけるように壮史の性器がゆっくりと壁を擦り広げながら奥に進む。 奥まで入れ込むと一旦唇を離して上体を起こしため息のような大きく荒い息を吐いた。 目を伏せ、瞼にかかる前髪を掻き上げる壮史を見上げる和希の腰が揺れ、同じく中もきゅうと締められる。 手錠と鎖で両手を繋がれた和希は不自由な手で壮史の腹や腰を撫で、さらなる深い快感を促すように濡れた目で見上げた。 解れ具合を確かめるように数回ゆっくりと出し入れした後、壮史の動きが早く激しくなる。 「あ、あっ、」 久しぶりの薄い膜をつけていない壮史を感じ、和希は壮史の思うままに喘がされる。 壮史の両手が和希の腰を掴み浮かせ、叩きつけるような腰の動きに和希は腕を頭の上に上げ仰け反った。 「あ、壮、んっ」 「イクって言って、和希」 「やっ、だ、」 「エロい声でイクって、ほら」 ずるっと抜けるかと思うほど抜かれ前立腺をゴリゴリとカリ首で擦られ和希は喉を反らせられるだけ反らし震える。 「和希、何て言うの」 浅い場所での抜き差しに和希の脚も震える。 気持ち良い… たまらなく気持ち良い、 でも欲しいのはそこではない。 「壮、奥でイキたい…」

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