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大人でも子供でも

中が馴染んでくると和希は足裏をベッドにつき、それまでより激しく早く腰を動かし始めた。 腰を掴んでいた手を和希の胸にするりと滑らせ突起を摘むと和希の身体が逃げるように捩られた。 ぎゅうと強く握られたかのような中の締め付けに壮史が声を漏らすと和希の表情が蕩けるような色香に包まれる。 「壮、気持ちい?」 壮史は答えずに荒い息のままがばりと起き上がる。 和希をベッドに押し倒すと少し引いた腰をずんと打ちつけた。 仰け反った和希の喉に噛み付くようにキスをすると締め付け蠢く中の動きに震え耐えた。 「壮、いいよ…」 和希の手が壮史の頬を撫でると壮史がその手を取り指を絡めて縫い付けるようにシーツにつける。 腰を引かれずるりと性器が出ていく刺激に和希が背中を反らせる。 奥まで届かないような浅めの抜き差しに和希は強請るように壮史を見上げた。 途端に奥まで捩じ込まれ和希の全身が震え、それを感じながら壮史も激しく腰を打ち付けた。

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