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大人でも子供でも

「和希……」 くる…。 喘ぎながら熱を受け止める快楽を身体が待っている。 奥まで入れ込まれた性器がぶるっと震えたかと思うといきなり腰を引かれ、和希が仰け反る。 和希の中から出た壮史は避妊具を破くような勢いで外し、和希の身体に精液を飛ばした。 壮史の長い射精を身体に受けながら和希も震え達した。 2人の荒い息が寝室に響く。 先に動いたのは壮史だった。 ウェットティッシュを取ると和希の身体に飛ばした精液を拭き取っていく。 和希の横にあぐらをかいて座る壮史の脚に和希が擦り寄り、その手がそろそろと性器に触れる。 「和希?」 「……舐めてい?」 壮史を見上げる和希の目は濡れ揺れている。 「…もう一回?」 それには答えず舌を出しながら顔を近づけ綺麗にするかのように音を立てて舐め始めた。 萎えきっていなかったソレはすぐさま天を向き、和希はふっと笑いを零して壮史をまた見上げた。 「仕方ないだろ、和希が触れてんだから」

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