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大人でも子供でも

その日壮史は1日中和希の側から離れなかった。 トイレに行くのにすら着いてくる壮史に和希はいちいち赤くなりながらも壮史のするがままにしてやった。 ずっと後から和希の腹に腕を回して抱く壮史に和希は照れながらも擦り寄り、 触れ合えなかった日を埋めるようにキスをし、触れ合った。 触れ合えないもどかしく寂しい時間も、 こんなふうにベタベタに甘やかしてくれるのだとわかっているならそう悪くない。 もう何度目かわからなくなったキスを受けながら和希は赤い顔で思っていた…………

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