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隊長、遠くにぽつんと見える北畠の姿を見て呆れ顔。
隊長「あいつ、あんなところにいたのか!」
温井「僕、呼んできましょうか?」
隊長「そうだな、頼む」
隊長「先行ってるから、追いついてこいよ!」
隊長は手を振りみんなと去っていく。
彼らの向かう方向に、小さく昭和基地の影が見える。
〇南極・流氷の海を見下ろす丘の上
丘を登っていく温井。
温井「北畠さーん!」
温井がそばまで来たところで、双眼鏡を目元に当てた北畠が振り返る。
北畠「!!?」
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