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北畠「分かる。もう一人が作ったのとは味が違う」
北畠「いや、味というより、全体のクオリティから……」
温井M「褒められてる!」
温井、嬉しくてドキドキ。
北畠はそんな温井を見て、何か思うような表情。
北畠「…………」
温井、ハッとして。
温井「ああ、それより!」
温井「僕は北畠さんを呼びに来たんでした!」
温井「みんなもう基地に戻るそうです、追いかけないと」
元来た方向を振り返る温井。
遠くに基地の影と、そこへ向かっていく隊員たちの背中がポツポツと並んで見える。
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