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〇過去の話なのでここから黒太枠のコマ、実家の天子の部屋にて
寛也「天子! 結婚してくれ!」
扉を開けるなり勉強机の椅子に座って本を読む天子の背中に叫ぶ寛也。
天子「兄さんとは嫌です」
振り向かない天子。
寛也「違う! この! この見合いアプリに登録して! こいつと結婚してくれ!」
寛也が天子の隣に立って、スマホの画面をグッと横から差し出す。
天子がチラッと画面を見ると智之の写真が写っていた。
天子「まあ、良いですよ」
てきとうに答える天子。
寛也「本当か!?」
一人、はしゃぐ寛也。
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