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〇ホテルの最上階を智之の肩を抱いたまま歩く寛也、古市に電話する。
寛也「俺だ。古市、牧田は今日はもう休ませるからシフト調整しといてくれ。ああ、頼んだぞ?」
電話をしている寛也を見上げる智之。
智之「僕、大丈夫です」
寛也「ダメだ」
智之は寛也から離れようとするが、ギュッと肩を抱いたまま寛也は最上階の部屋の扉をマスターキーで開ける。
〇とても広いスイートルームが目の前に広がる。
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