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「萎えたらどうしようかと思ってました」
「なんも問題なかっただろう」
「ええ。凄いです」
ハルヤはそう言って、笑みを浮かべた。
腰を上下に動かし始め、ハルヤが小さく嬌声を上げる。
「はぁっ……んっ」
眦に涙を浮かべ腰を動かすハルヤの性器からは、透明の液が流れている。動きに合わせて手で擦っていくと、ハルヤが声を上げて首筋にしがみついてきた。
「ああっ……やっ……」
泣きそうな声が耳元に触れ、腰を掴むとハルヤを激しく揺さぶった。
イキそうだと泣くハルヤを宥めるように、深く舌を絡ませる。さっきまでの冷たい体はすっかり熱を持ち、しっとりとした肌が触れ合った。
ぎゅうぎゅうと締め付けられ、さすがに限界が近い。
「俺も……もたなそうだ」
このままでは出してしまうと、松原はハルヤに訴える。
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