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Petit frèreの相手は?【6】(テオフィル = プーランク)

***テオフィル視点*** 私の名はテオフィル = プーランク 代々ヴィリアーズ王家にお仕えする家令の長男だ 私がヴィリアーズ王家の執事としてお仕えし始めたのは ジュリアス様がお生まれになった年だった 第3王子であられるジュリアス様はそれはそれは美しいお子様で 先にお生まれになっていた第1王子 第2王子など目に入らぬくらいに私は夢中になった スクスクとお育ちになるジュリアス様は、眉目秀麗 頭脳明晰で 将来どのような重要なポジションにつかれるのかと 楽しみで仕方がなかった 私は執事兼教育係としてジュリアス様専属になれるよう父に懇願し 初等部より入学された騎士学院の寮にまでついてきた ジュリアス様の従兄弟であるアークライトが 何かとジュリアス様の立場も気遣わずに、トップに立とうとするのが目障りだったが 今年とうとうジュリアス様は騎士学院中等部の生徒会長となられ ご立派に入学式在校生挨拶をこなされ、テオは涙を堪えるのに必死でございました その私の大事な大事な大事な大事な大事な大事なジュリアス様が 天使のような容貌をしているのは認めるが つい先日までアークライトのPetit frèreだと寮棟の王族専用階をウロチョロしてた どこの馬の骨ともわからぬ下賤な者をPetit frèreにするなどと… 許せるわけがなかった おのれの立場というものを教え込んでやったおかげで 今日あのちっぽけなチビは無事ジュリアス様のPetit frèreを辞退した 大好きだとかのたまっていたが、まぁせいぜい性処理道具としてでも ジュリアス様のお相手をするがいいさ どうせあと7ヶ月なんだから 海外留学先にはもちろん私もついていくつもりだ 私は永遠にジュリアス様のお側に…

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