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運命の人【3】
フェルのジーンズを脱がし下着と靴下も脱がせ
全裸にしてベッドに横たえマジマジと見つめる
なんてきれいなんだ―――
背中に羽がないだけの天使がそこにいた
「恥ずかしい…」
そういい両手で自分の目を覆う天使の股間には
かわいらしい子供のようなペニスがあった
フェルの髪を撫で頬に手を添えキスをしながら
もう片方の手でそっとペニスに触れた
少し芯を持ち始めているそこをキュッと握った手でユックリと上下する
「ぅうん…あ…ん」
しばらくすると先端から透明なしずくがあふれてきた
キスする唇を離すとその唇からは可愛らしい喘ぎ声が漏れる
「あっ……あ、あぅ……」
はぁはぁと息を乱し足をくねらせるフェルが愛しくて愛しくて
もっと乱れさせたいとペニスを握る手を早める
「あぁ…っ!ジュリアス…さまぁ…」
背を反らせそろそろ限界かと思った時
フェルの手がジュリアスの股間をなでた
「や…だぁ…ボクだけ ジュリアス様も…!」
長い睫毛に涙を滲ませねだるフェル
ジュリアスは驚く速さでジーンズと下着を一気に脱ぎ去りベッドに仁王立ちになった
そそり立つジュリアスの長大なペニスを見てフェルは驚いた…
(ボクのと全然違う…大きくってなんてたくましい…)
色も大きさもその形も自分のものとは全く違う大人のペニス
(にぃさまのとも全然違う…)
大きなベッドの上で膝立ちになりジュリアスのそれへと手を伸ばす
指先が触れるとグンっと反り返る角度が上がり、
フェルを見下ろすジュリアスの瞳が獣のように爛々と輝いていた
おそるおそる手で握ってみる
小さなフェルの手には余る大きさで両手でギュッと握ってみた
熱くってドクンドクンしてる…
目の前のそれにチュッとキスをしてみた
昔 カーティス に無理やりやらされたその行為が
愛の延長線上のものだと司教さまは言った
あのときのような恐怖はもうない
ただこの愛しいジュリアス様の分身を気持ちよくしてさしあげたい
ジュリアス様の膝の上にまたがされ
お互いのペニスを向かい合わせで握りながらキスをする
ペチャ…クチュ…チュッ…
「あぁん…」
ヌチュ…チュ…
部屋中に上からも下からも卑猥な水音が響き渡る
「はぁっ…はぁ…んっ…」
フェルの限界が近い
「あぁあああぁっ!……っやぁあ……!!!」
ジュリアスの太ももにまたがり腰を揺らし
背をのけぞらせフェルはイッた―――
ビクンビクンと体を痙攣させながら
倒れそうな体をジュリアスの片手に支えられながら
フェルは白濁を自分とジュリアスのお腹と下半身に撒き散らした
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