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辰典の心の声「なんだ? なんかすげぇドキドキする」
辰典が衝撃を受けたような顔で見つめる中、書を揮毫し終えた朱華がふぅっと息を吐き
朱華「額ありますか?」
揮毫している時と違う柔らかな雰囲気にさらに辰典はドキッとしてしまう。
佐藤「あ、こちらに」
サッと額を差し出す佐藤。
朱華「墨が乾いたら、宜しくお願いいたします」
額は受け取らず、朱華は片付けを始める。
佐藤「あ、はい、かしこまりました」
額を持ち直す佐藤。
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