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朱華の心の声「僕、辰典さんのこと好きになってたんだ……」  朱華、辰典を見つめる。 朱華「辰典さん……」 辰典「警察なんざ、中にいる人間には何も出来ない。だから、ここに居ろ。仕事もやる。たくさん書け」 朱華「……はい」  泣きながら朱華が頷く。その頭を辰典は優しく撫でた。  障子の向こう側では佐藤が涙ぐんでいる。

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