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物語本編 03

晃「んー今日、せっかくだから近場でも買い物行く?」 そして伸びをしながら話を変える。 瑞「あぁ…」 晃の提案に頷きながらも… 瑞「(あきら)…俺はこの先もずっと(あきら)を一番に好きでいるから、信じてほしい…」 瑞はうやむやにしたくなくて、晃の頬に触れて願うように伝える。 晃「ふ、分かったって…よし、散歩がてら歩いていこうかな」 小さく笑って、はぐらかすように今日の予定の話をする。 瑞「(あきら)…」 軽くかわされてしまい、少し悲しげに晃を見る。 複雑な気持ちになるが、これ以上なにも言えなくなる。

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