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物語本編 04

晃が買い物に行きたいと言ったので外出の予定に変更。 アパートを出て住宅街を歩き出す。 とりあえず近くの食料品店まで散歩していくことに… 晃「ふ~寒いな」 二月真っ只中。 帽子や手袋、マフラーにコートなど、防寒着を着込んでいる晃だが、外に出ると手をさすりながら言葉を出す。 瑞「身体は大丈夫か?」 持病がある晃の様子を屈んで伺いながら、そっと手を取り、声を掛ける。 晃「ん、平気…」 瑞の隣で白い息をはきながら可愛い顔を微笑ませる。 ほどなく歩いて10分ほどの店に到着する二人。

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