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本文04
壱歌「なんだよっ、おまえ! なんで、おまえまでっ」
求 「王林高校一年、瀬尾求です! 逃がしません!」
壱歌「はぁ? ぶつかったことは謝るよ!」
求 「違います! 僕の……僕のっ、にゃんこになってください!!」
砂埃を巻き上げザッと立ち止まる壱歌。
ゆっくりと振り向き、足を開き腰をおとし、低く構える。
壱歌「……にゃんこだぁ? ふざけんなっ!!」
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