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本文19
かかってくる不良達を見事に交わし、定規一本で次々と倒していく求。
壱歌「(す、すげぇ!)」
求の身のこなしに目を見張る壱歌。
どう足掻いても敵いそうにないと踏んだ不良のひとりがポケットからナイフを取りだし、求の背後から襲いかかる。
壱歌「危ないっっ!」
前を向いていた求が、背中に目でもあるかのようにスッとナイフを交わし、振り向きざまに定規でナイフを叩きおとす。
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