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※俺、食べちゃってもいいですか。
飯を食って洗い物をする。
侑司が皿を洗い、俺が拭く。
先に洗い終わった侑司が手を拭き俺の後ろから腰に手を回した。
「……こら」
「邪魔ですか?」
項に唇をつけられるとそれだけできゅーんと身体の奥が鳴いた。
部屋着のスエットの下から侑司の手が滑り込む。
腹を撫で、抵抗しない俺を見るとその手があちこちを撫でながらゆっくりと上がってくる。
侑司の指が乳首に触れ、擦り、固く勃ち上がる頃には項に触れるだけだった唇は舐めながら吸い付き、耳朶を噛んでいた。
「侑司、風呂…」
「このまま、はダメですか」
「準備、してない」
侑司の右手がズボンの中に入る。
「侑司、待って」
「このまま欲しい…」
欲情した声と熱い息が首筋に落とされ、ぞくりとした。
「素股でもいいからこのまま、遥さん」
半端に降ろされ晒された尻の割れ目に侑司の指が這った。
「やだ、って」
「なんで?そんなに嫌ですか?」
「そんなんじゃ無理っ、中に、欲しい……」
前に伸びてきた手に顎を持ち上げられ唇が塞がれる。
手と同じように熱い舌に甘えるように俺も舌を伸ばした。
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