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※俺、食べちゃってもいいですか。

「侑司、ちょっと、止めろって」 素っ裸の俺は同じく素っ裸の侑司の上に乗せられている。 頭はそれぞれ逆。 逃げようにも腰をがっちりと掴まれ、後孔には指が埋められている。 さらには侑司の舌があちこちに触れ、吐く息が熱い。 目の前にビキッと音がしそうなほど筋を浮かせ濡れる侑司のに必死で舌を這わせても、侑司の動きに度々中断を余儀なくされるのだ。 「したいのに、できない、だろ」 せめてもと握った手を上下に動かしながら侑司を振り返るが、顔は見えず、埋め込んだ指が抽出を始めた。 「あ、もういいって、」 「痛くしたくないんです、もう少し待ってください」 「ちょっとくらい痛くてもいい、」 侑司はきっとわかってるはずだ。 もう何度も抱いた身体だ。 もうとっくに準備はできてるし、欲しいと誘っているのにも気付いている。 くそ、どうしても言わせたいのか… 「侑司、挿れて……」 顔を擦り付けるように侑司のソレに唇を寄せた。 舌を出してぺろりと舐めると侑司の身体が俺の下から抜けだした。 同時に指が抜かれ油断していた口から甘えるような声が漏れた。 ピリッとゴムの袋を破る音がする。 侑司はいつもゴムをつける。 男同士だから着けなくてもいいんじゃ?と口にした俺に、 遥さんのためですよと侑司は笑った。 「なぁ」 「はい?」 「ゴムなしって、やっぱ違うの?」 「は?」 四つん這いの格好で振り向くと膝立ちで直立しているモノにゴムを被せている侑司が動きを止めた。 「ゴムなしだと侑司いつもより気持ちいいの?」 「い、や、ゴムなしではしたことないんで」 「うん、俺も。やってみたくなんないの」 「そりゃ、一度くらいは…」 「いいよ、着けなくて」 今頭に被せたばかりのゴムの先端を引っ張ってペチンと外した。 「俺はさ、後ろの初めて侑司にあげただろ?侑司の初めてのゴム無し、俺にちょうだい」 侑司の喉仏が大きく上下したのが見えた。 「あなたはまたそんな煽る…俺は暴走しないように必死なのに」 コロンと仰向けに転がって脚で侑司の腰を挟み引き寄せる。 「我慢してくれるのも嬉しいけど、たまには暴走してみせろよダーリン」 「それ、忘れないでくださいよ」 ひくつく後孔に熱いモノが当てられ、思わずびくっと揺れると侑司のちゅーが落ちてきた。 舌の挿入とほぼ同時に先が埋め込まれ、吐いた息は侑司の口の中に飲み込まれた。 ゆっくりと広げられ侵入してくる熱い塊に意識して息を吐き受け入れる。 全部入りましたよ、とでも言いたげに恥骨をぶつける侑司を下から見上げた。 うっすらと額にかいた汗、きつく目を閉じ寄せられた眉間の皺、 遥さんと呼ぶ声も唇もいつもの数百倍甘い。 本当に初めてだったら良かったのに。 こんなお前を知っているヤツが他にもいると考えただけで嫉妬の炎でBBQができそうだ。

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