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○回想  幼い頃(三歳くらい)から高校生の虎治が、「詩にぃ」と言いながら詩の後ろを追いかける。 幼い虎治「うたにぃ、いっしょにねよう」  枕とクマのぬいぐるみを持って、眠そうな顔をする。 小学生の虎治「詩にぃ、虫取りに行こうよ!」  詩の手を取り、走っていく。 中学生の虎治「詩にぃ、お腹すいた。なんか作ってよ」  食べ盛りで、ご飯前におやつを強請る。 高校生の虎治「詩にぃ、勉強を教えてよ。このままじゃ一緒の大学に行けないよぉ」  同じ大学を目指して受験勉強を頑張っている。

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