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旅行7
……ちゅっ、くちゅ、ちゅ、ちゅぱ、くちゅ
少しでも神田さんを喜ばせたくて、気持ち良くなってもらいたくて、俺はわざと水音を立てながら神田さんのデカチンポをしゃぶる。顎が外れそうなほど無駄に大きくて、かなりしんどいけど、自分から行動に移した手前弱音は吐けない。
「ん……んっ、んぷ、っ、ん……んんっ」
目を閉じて必死に口を大きく開けてしゃぶっていると、神田さんは俺の汗ばんだ髪の毛を撫でながら軽く頭を掴んできた。
「……んん、ん……ぅ?」
不思議に思って、行為に集中するために閉じていた目を開けて、上目遣いで神田さんを見上げてみると……。そりゃあもう、物凄く雄の色気たっぷりの神田さんと目が合ってしまった。目が合った瞬間に、咥えていたものが更に質量を増した気がするけど、それは気のせいだと思いたい。
「ん、んっ、んふ……、っ、んんっ」
「―――俺は今、すごく悩んでる」
「……ん、っ、んん?」
「必死に舐めてくれている可愛い有希を愛でてあげるのと、このまま無理やり頭を掴んで嘔吐くほど腰を押し付けてやるのどっちがいいのか悩んでいる」
「ん……んん、んっ」
それはできることなら、優しく愛でてほしいものだ。だけど本当に神田さんが望むのならば、まるで性処理道具のように扱われるのだって構わない。……だって、俺の口で興奮してくれている神田さんに乱暴にされたいという気持ちもないこともないのだ。
だから別に遠慮する必要なんてない。俺は咥えていた神田さんのものを口から出して、少し咳き込みながらその気持ちを伝えた。
「……ん、神田さんの好きにしてもらっても、いいですよ?」
…………そうすれば……、
「…………いや。やっぱりどっちも違うな」
「わっ?か、神田さん……?」
「今度は有希もドロドロに気持ち良くしてやる」
なぜか神田さんは俺の身体を押し倒すと、そのまま強引に俺の服を脱がすと、大きく脚を開かされ秘部を舐められたのだ。
「やぁん、やっ!やだっ!」
神田さんがこんなことしなくていい。超絶イケメンにこんな場所を舐められるのは、やっぱり何度やってもらっても慣れる気がしない。嬉しいという気持ちよりも、申し訳ないという気持ちの方が強いのだ。
「だめ、だめっ、ん……んんっ!!やっだ!」
秘部を舐められて、ダラダラと先走り汁を垂れ流す竿をシコシコと扱かれ、俺は悲鳴に近い喘ぎ声を上げながら神田さんの頭を軽く叩いた。
「ふぁああっ、あん……んんっ!ふぁあっ!」
……だけど、神田さんは止める気配を一切見せない。それどころか泣きながら喘ぐ俺に気付いて、更に彼の行動をエスカレートしていく。
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