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 志童、道を歩きながらため息。  そして意を決したようにひとり言。 志童「おれは絶対浮気なんかしない!」 志童「子供の頃から天心ひと筋だもん!」  それからちょっとだけシュンとして、 志童M『どっちかっていうと、おれの片思いみたいなもんだけど……』  そこでふと後ろを気にする。 志童M『なんか、視線感じたような……』  けれども後ろには誰もいない。

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