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HAPPY SURPRISE
肩で息をする理人に皐月は容赦なく指を動かし続ける。奥を突く激しさはなく、ゆるゆるとナカを堪能するような動きだったが、初めてナカで達したばかりの理人には拷問でしかない。
「あぁっ! あっ、イった、イったから指抜けっ、あぁ? な、……んっ、イくの止まんね、あっ、やら、んっ、なんだこれ……」
「すごいナカうねうね。今入れたらきもちんだろうなぁ」
「あっ、やめ……んな、今、んなおっきいのむり……だ、ああああぁっ、んっ、ひあっ!」
「あーっ、やば、最高。なにこれ……」
がちがちのちんこが締め付けるナカを、抉るように押し入ってくる。
ものすごい圧迫感とそれを上回る刺激に、理人は膝立ちですら我慢できずに崩れ落ちる。衝撃を和らげようと、咄嗟に皐月が枕を寄越しそれに抱き着く。四つん這いで枕を縋るように抱きしめた。
すると、大きく腰が引かれすぐにばっちゅんと奥を抉られた。目の前に星が飛ぶ。枕に嫉妬したらしい、そのままがつがつと激しく腰を打ち付けられた。
「あああっ、ま、て……あ、はげしっ! やあぁ、んっ、はぁん」
「理人、奥も好きだもんね……ナカ、きゅうきゅう締め付けてるよ……んっ」
「あ、あぁっすき……ふぁ。ん、ん、あっ」
「理人いつもより乱れてない? 撮られてるの、興奮する?」
「あ、ちがっ……あ、お、奥当たってる、やらぁ、んんっあああっ、も、やぁ」
「ほら、キスしよう……こっち向いて」
皐月の手が理人の首筋を撫で枕から引きはがす。強引に後ろを向かされて唇を重ね舌を絡め合う。くちゅくちゅと口腔内まで犯されて飲み込めない唾液が顎を濡らす。
覆いかぶさった姿勢のままゴツンゴツンと奥を突かれ、逃げようとシーツを掴むと全身を使って拘束された。
「これ、好きでしょ? ナカすっごい絡みついてくる、俺のちんこに行かないでって吸い付いてくるっ」
「あっ、んなこと、言うんっ、あ、そこ、すき……っあ、腹あつい、こんこんされて、あああっきもち、あっ!」
「じゃあもっとえっちなこと、しよっか」
ほら、と肩に手がかかって皐月は器用に繋がったまま姿勢を変える。恥ずかしいとは思うのに、理性は切れ切れで快感に負けている。
されるがまま、ケガだけはさせないように従っているとカメラに向かって座位にされた。
ぐちゅぐちゅとローションが泡立つ、結合部が丸見えになる。直接は見えない。目の前の小さな画面が、そこを映し出している。
恥ずかしさに膝を閉じようとしても、筋肉のついた皐月の腕がそうはさせてくれない。腕に膝裏をかけ、手のひらでむにっと割り広げられる。理人の口からは絶えず喘ぎ声が漏れる。
いやらしい音も声も吐息も、全て録画されている。
「あ、やめろ……広げんな、やらっ映すなぁ……っ!」
「すご……こんなビデオあったら、一生オカズに困んないよ。ありがとね。あー、最高。俺のずっぽり咥えてるよ、おいし? えっちな理人、かわいいよ」
「あっ、あああんっきもち、おっき、の……すき、あっさつき、んんっ」
「ナカぐっちゃぐちゃ……俺も好きだよ、理人っ……もっとしようね、いっぱい。突いてあげる」
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