14 / 34
12
○晴嵐の回想
大陸から船で渡る人間時代の晴嵐。
晴嵐「修行の幅を広めるため、大陸からこの島国へやってきました」
晴嵐「大陸とは違う環境に、修行はうまく進んでいたけれど……」
山で瞑想する晴嵐をめがけ、雷が落ちる。
晴嵐「あっけなく死んでしまって」
晴嵐「でも、そこそこの術を会得していたので、そのまま尸解仙になれました」
自分の体を脱ぎ捨て(脱皮するような)尸解仙になる晴嵐。
晴嵐「それからこの山の神に仕えて、共に人間を見守っています」
晴嵐「……ですが……」
ともだちにシェアしよう!