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○居間の布団(朝)
窓から朝日が差し込み、布団の中で目を開ける匡。
匡「せま……」
もぞもぞと動くと、隣には晴嵐が寝ている。
匡(ああ、そういえば)
回想
晴嵐「アイスを食べたら体が冷えて冷えて」
匡「調子に乗って5本も食べるからだろ……」
匡(寒がってたから泊めたんだっけ)
じっと晴嵐の寝顔を眺めていると、睫毛が震えて目を覚ます。
晴嵐「ん……おはよぉございます……」
匡「おはよ。仙人って寝ざめ悪いのか?」
晴嵐「え? そんなことは……」
そう言いながらもぼんやりしている晴嵐。
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