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○居間の布団(朝) 晴嵐「そうだ。よかったら見に行きません?」 匡「何を?」 晴嵐「朝焼け。ちょうど霞も採りに行きたいですし」 布団から起き上がって、晴嵐は匡と唇を合わせる。 突然のことに驚く匡。 匡「!? いまの、なに……」 晴嵐「……? 空を歩けるように気を分けただけですよ」 晴嵐「ほらほら、早く行きましょうよぉ」 ※キスの概念のない晴嵐。 驚く匡を差し置いて、手を引っ張りながらベランダの窓を開ける。

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