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「…東洞?」 「ゆたかさんとお話ししてます、ゆたかさん、自分が死んだことで、国近さんを傷付けたこと後悔してたそうですよ、だからまた友達って言ってくれて、凄く嬉しかったって…」 そう説明する東洞。 「当たり前だろ!…俺にとってお前はずっと友達だ…こんな、友達失格な俺でも許してくれるのか?」 後悔から、見えないゆたかへ問いかけてしまう。 「え?…分かった、ゆたかさん、直接話したいそうです…僕の身体…貸すから…」 いきなり言い出すと、ゆっくり起き上がりながら、正座する。 「な、東洞?」 そういうと、東洞は瞳を閉じて印を結ぶ。 「…解。」 しばらくして、東洞は瞳を開き声を出す。 『…啓介』 声は東洞のものだが…口調は… 「っ…ゆたか!?」 『うん、この人の身体は凄く入りやすいから…でも長くは居れない…この人の身体、……はい、ありがとう』 話しの途中でピクっと反応したかと思うと… 言葉を止め…呟くようにお礼をいうゆたか… 「なんだよ?」 『啓介、僕が死んだのは啓介のせいじゃないよ、…死んだのは僕が弱かったから…地縛斬りに取り憑かれたのも僕が弱かったから…2回も辛い思いをさせて、ごめんね、…それから、助けてくれてありがとう』     

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