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本文11
ぱあっと目を輝かせて
天 「Noaだ! 歌い手のNoa!」
音愛「え……あ……」
篠宮「のあ?」
天 「は? お前、知らねぇの? 今めっちゃ人気のある歌い手なんだぜ。(音愛に向き直り)声、似てるって言われない?」
えっと、あの……と、しどろもどろになりながら
音愛「似てるっていうか……その……本人です、はい」
天 「ま、マジでぇ!?」
ソファに両手をつき音愛に対し前のめりになる天。
そんな天の様子にびくっとして身を縮こまらせる音愛。
篠宮が天の襟首を後ろから掴み
篠宮「やめろ。ビビってんじゃん」
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