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彼と満ちる想い

「ナオ、ここ、ぷくっと、勃ってきたよ。舐めてほしい?」 うん、うん、と頷く、信孝さんが体をおこし、スエットを脱がせてくれた。 「やぁん・・・ん」 舌先でゴリゴリと甘噛みされ、吸い上げられ、快感が背中を掛け抜けた。 「だめ、そこ」 彼の手が、ズボンの中に入ってくるのが分かり、思わず、腰を引いた。 「ナオ!」 彼が驚いた様な声を上げた。 「下着、履いてなかったんだ」 「だって・・・」 恥ずかしくて、目を逸らした。 「積極的なナオ、嫌いじゃないよ。むしろ嬉しいよ」 既に硬く張り詰めている、僕の屹立から密が溢れ、ズボンを濡らし、シミをつくっていた。 「すごいね」 胸から脇腹のラインに沿って舌を這わせながら、ズボンの上から撫で回され、腰がぴくぴく震えた。直接して欲しいのにして貰えないもどかしさ。屹立に熱がどんどん蓄積され、生殺しの状態に耐えかね、自らからねだった。 「信孝さんの・・・口で・・・して、お願いだから」 「いい子には、ご褒美あげないとね」 ズボンが脱がされ、お腹に引っ付くくらいに勃ち上がった屹立の尖端からは、透明の液がとろりと溢れて、茎をししどに濡らし、縫い目を伝って蕾を潤していた。 「見ないで」 信孝さんの愛撫でトロトロにされたあられもない姿に、思わず身をよじった。 「初々しいナオも、なかなかいいね」 信孝さんの口が茎をすっぽり包み、ジュルジュルと、音を立てて、吸い始めた。 「やあっん、あっん・・・あ、あ、あ、あ」 焦らされた分、快感も凄まじくて。 双球をやんわりと指で揉み解され、鈴口からは、どんどん密が溢れる。 「もう、やぁん」 信孝さんに与えられる快感に、 濃密な愛撫に、体が咽び泣く。

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