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物語本編 01

〇学校の廊下(朝) 波多野が陽の光が射しこんでくる廊下を俯きながら一人で歩いている。 波多野(心の声)「俺には心の底から信頼して、そして尊敬をしている人物が居る」 波多野(心の声)「……それは自分を産んでくれた肉親でもなく、俺の面倒を見てくれている叔父や叔母ではなく……」 ここで波多野は俯いていた顔を正面に上げる。 波多野(心の声)「……それは、俺の通っている学校に勤めている先生だ」 フェードアウトするように場面展開 〇白い背景(文字だけ) 波多野(心の声)「振り返ること、一年ほど前……もう既に俺は、先生に何度も助けられている」

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