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〇体育教師しか入らない教室(朝)
満面の笑みを浮かべる夏野を見て、波多野は口元に笑みを浮かべる。
波多野(心の声)「今回の件も、先生に話してよかった」
波多野(心の声)「返事をどうしようかと焦って悩んでいたけれど、先生のお陰で少し落ち着くことができた。相も変わらず頼りきりの俺だけど、今の俺には夏野先生が居ない生活は考えられない。
波多野(心の声)「………親離れできないのは、俺も同じだな」
そんなことを思いながら、夏野につられるように波多野も満面の笑みを浮かべたのだった。
仲良しENDと見せかけて終わらない。
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