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難しい顔 Side蒼大

「蒼大、大丈夫か?」 ドアを開けながら修がスタッフルームに入って来て俺達3人を見て難しい顔をした。 他のスタッフじゃなくて良かったと思った。 この状況を他のスタッフに見られたら聖輝が気まずい思いをして働かないといけない。 俺は良いがやはり同性同士を受け入れれない人達もいる。 だから黒岡から直ぐに宮垣に変えないのもそこにある。 それと大輝が俺達を本当に理解できてから聖輝は宮垣になると言った。 「その、なんだ。真さんは蒼大から離れてもらえるか?」 「あらっ、ダメですか?」 「此処は職場だし聖輝は俺の親友なんで聖輝が傷つく姿は昔も今も見たくないんで蒼大から離れて下さい。」 「分かりました。」 聖輝を睨んだよな? 「蒼大離してよ。」 「分かった。」 俺はやはりあいつの兄貴と聖輝と一緒に働かせたくはない。 「帰ろうか聖輝。」 「あっ、うん。修と真さん、お疲れ様でした。」 「お疲れ様、聖輝。」 修を見ると俺は何を言いだすか分からないから修を無視してドアから出た。 聖輝も変に思ったかもしれないがあの事を思い出すと冷静ではいられない。

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