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大丈夫なのかよ

「すまない。聖輝君。」 「いえ、心配をさせてしまってすみません拓人さん。」 蒼大が会社の休憩中に非常階段で高橋兄弟のことを修と携帯電話で話しをしている内容を淳平君に盗み聞きされていのだ。 それで淳平君と2人で日曜日に心配をして家を訪ねて来てくれた。 「聖輝は大丈夫なのかよ。高橋実だっけ?そいつどこいんだよ。」 「修が言うには居場所が分からないらしいんだよ。淳平君も心配をさせてしまってごめん。」 「蒼大の様子がおかしいから跡つけて盗み聞きした俺も悪いからそれは謝る。すまなかった。けれど心配をするのは当然だろ?友達だよな聖輝。」 「ありがとう淳平君。」 心配をされてすごく申し訳ないと思う気持ちがあるけれど友達だよなと言ってくれた淳平君の言葉が嬉しい。 僕も淳平君が同じなら心配をしてきっと役に立ちたいと思うからだから淳平君に甘えても良いだろうか? 「俺も可愛い後輩と奥さんが困ってたら助けるよ。」 「ありがとうございます。拓人さん。」 お2人にはすごく助けられている。 「ところで旦那と大ちゃんは?」 「ちょっとお使いに、それよりお二人はお昼を食べましたか?」 「まだなんだ。」 「よかった。蒼大が絶対にお2人はお昼を食べて帰るからと足りない食材を買いに近くスーパーに行ってます。」 昼過ぎに来ると昼前に連絡が蒼大の携帯メールに入り絶対昼飯目当てもあると言って大輝と2人で買出しに出かけて行った。

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