俺の隣で治樹が幸せそうな2人を見て涙を流して喜んでいる。 色んな事があって幸せそうに笑う２人を見ていると本当に幸せになれたんだと改めて思えた。 治樹は泣き過ぎなんだよ。 俺は治樹の肩を抱きしめて優しく頭を撫でると俺の肩に額を付けて号泣しだした。 「泣くなよ。治樹。」 「ウヴッ・・だっでぇ〜。」 「分かったから目を擦るなよ。」 「ヴン。」 顔をグチャグチャにして泣いている治樹を見ると今すぐにでも押し倒して可愛がりたい。 今は我慢するかな？ 夜には違う意味で沢山泣かせようと不謹慎な事を思っているとは口が裂けても言えない。 聖輝と蒼大が幸せそうにしている姿を見て俺も心に決めた事がある。 これから何があっても俺は治樹を幸せにすると誓うよ。 だから治樹、俺のそばから離れずにいてくれよ。 そしてずっと笑っていてくれ治樹。