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座ってて

「座ってて蒼大。」 「すまない。聖輝。」 「うん、気にし無いでけど僕がシャワー浴びて戻るまでに寝ててもいいよ。」 「起きてるから早く戻って来い聖輝。」 お皿を片付けている手をギュッと掴まれて熱い視線で僕を見て来る。 酔っているからかいつもより色っぽいというか艶やかな表情に見えた。 「えっと・・・うん。早く戻るから・・・その・・手を放して蒼大。」 「すまない。」 「クスッ、謝ってばっかりだね。」 「笑うなよ聖輝。」 「ごめん、じゃあ待っててね蒼大。」 僕は蒼大の唇に軽くチュッとして微笑むとお皿を手際よく片付けてシャワーを浴びに行った。 蒼大は帰宅直後に呑む気でいたから先にシャワー浴びてるんだよね。 シャワーを浴びながらフッと思った。 なんかエッチしようとか誘ってる様に思えたかな? 僕は何も考えずに待っててねとか言ってキスとかしちゃったけれどよく考えたら誘ってる様にしか思えないよね。 でも、蒼大は酔ってフラついてたからきっと寝てるに違いない。

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