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いぶきぃ〜 Side咲

いぶきのお部屋を知らなかったけれどドアというドアを叩いて歩いた。 けれどいぶきは出て来てくれなくて僕はダイキと一緒に朝ご飯を作るお手伝いをする事にした。 智ちゃんは悲しそうな顔をして僕を見ているけれど僕にはどうしてなのか分からない。 朝ご飯を作るのを手伝ってテーブルに並べるといぶきが起きて来た。 「いぶきぃ〜!」 僕はいぶきに抱きついてずっとそばに居た。 いぶきはお話をしてくれて優しく笑いかけてくれて居たのに急に怒り出したから僕はビックリした。 ソウタと喧嘩? いぶきが怒るの嫌だよ。 「いぶき・・。」 泣きそうになりながら名前を呼んだらいぶきはしゃがみ込んでギュッと抱き締めてくれた。 「ごめんね。お腹すいたよね。朝ご飯にしようね。」 「うん!」 さっき怒っていたいぶきじゃなくて優しいいぶきだったから嬉しい。 いぶきが笑うから僕も笑う。 笑ういぶきが大好き!

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