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ね・・・寝れない

晩御飯が終わったら2人で僕がいつも観ているバラエティー番組を観て笑ったりして過ごしていた。 「もうすぐ12時だな蒼大。」 「そろそろ寝るか?俺の部屋に布団用意したから聖輝。」 「ありがとう。」 僕は少しだけ安心した。 何故なら同じベッドで寝ようと言われたらどうしようとか思っていたからだ。 「部屋行こうか?」 「そうだな。」 蒼大の部屋に入るとテーブルが退けられていて蒼大のベッドの横に布団が用意されていた。 「寒かったら言えよ。エアコンつけるから聖輝。」 「大丈夫だよ。」 俺は布団の中に潜り込み目を閉じた。 この空間に2人っきりは耐えれない。 さっきの蒼大との行為を思い出してしまいドキドキしてしまう。 今日は、もう昨日になったんだよな・・・・・・。 色々あって身体は疲れてるんだけど頭が冴えていてなかなか寝付けない。 寝返りうったりするのも起きていると思われるかもしれないから極力避けたい。 僕の心配は隣のベッドから聞こえてくる寝息で掻き消された。 なんだ蒼大寝ちゃったんだ。 うん? なんだって、なんだよ。 蒼大が寝てくれた方が安心して僕も寝れるんじゃないのか? そうだよ。 などと考えているから寝れないのである。 僕が眠りに入れたのはそれから1時間以上後の事であった。

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