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おめでとうございます

蒼大には僕がリビングのドアの前に立って居たのがバレていたのだ。 ゆっくりと蒼大の側に近づいて僕の身体を蒼大に密着させて座った。 まだ目の前にいる拓人さんと淳平さんの事が怖くて蒼大に触れていると安心する。 「本当に良かったですね。お2人お似合いです。」 「ありがとう。怖い思いさせてごめん。」 「大丈夫ですと言いたいですがまだ少しだけ怖いです。けれどそれ以上にお2人が大切な人に出会えた事が嬉しくて怖いの忘れちゃいます。」 「なんか照れるな淳平。」 「うんうん。恥ずかしい。」 真っ赤な顔をした淳平さんを可愛いと言いながら肩を抱き寄せる拓人さんがカッコよく見える。 2人の周りにピンク色の光が見えそうなくらいに甘い感じだよ。 見てる僕が照れちゃいそう。 ずっとお2人が幸せでいて欲しい。 僕は蒼大の温もりを感じながらただ目の前で幸せに笑うお2人を見つめていた。

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