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怖がらないでくれ

「聖輝、挿れていいか?」 「うん。」 キスをしている時に服の上から硬くなっている蒼大自身が僕自身に擦れていてその硬さに僕の蕾はヒクついていた。 蒼大自身が欲しくてこんなに蕾がヒクつくなんて凄く恥ずかしい。 「聖輝、中に欲しい?」 「うん。」 蒼大が僕の蕾に触れながら息を荒くしている。 さっきまでの優しい瞳ではなくて鋭く光る瞳に僕は息を飲んだ。 蒼大だと分かっていても僕を欲しがって見ているギラついた目つきはアイツらを思い出してしまう。 怖い・・・・・。 違うと分かっているが一瞬だけ身体が強張ってしまった。 「聖輝、大丈夫か?」 僕の異変に気付いた蒼大が心配そうな顔をしている。 いつもの優しい蒼大。 「大丈夫だから来て蒼大。」 「分かった。優しくするからだから怖がらないでくれ聖輝。」 僕は大丈夫と笑うと蒼大の首に腕を回して抱きついた。 蒼大だから怖くても大丈夫。

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