暫く僕の胸に顔を埋めたままの蒼大だったが落ち着いたのか今度は強引に僕の唇を奪うと息もできないほどの激しいキスをして来た。 はげっ・・苦しい。 鼻で息をするけれどそれ以上に頭がクラクラして来て上手く息が吸うことも出来ず蒼大を抱きしめていた腕には殆ど力が入らなくなっていた。 分かるのは蒼大が泣きながら僕を求めているという事だけだった。 「・・いぶっ・・・ふっ・・・はぁっ・・・い・・いぶき・・・・。」 「・・そぅ・・・ううんっ・・・・。」 蒼大の頬に伝う涙が僕の唇にも当たる。 そして涙は口の中にも入ってきて涙の味が口の中に広がり僕も目から涙が零れ落ち出していた。 切なくて苦しくて・・・・・。 イタッ！ うそっ！！ 蒼大の硬くなったモノがいきなり僕の中を貫いた。 「・・ヴヴッ！！！」 唇は塞がれて痛いと叫ぶことも出来なくて蒼大の腕から逃れようとするけれど抵抗出来ないほどに強く抱きしめられている。 蒼大は無理やり僕の中に入り激しく奥を突いてくる。 痛くて涙が頬を伝い僕の身体は強張り始めた。 怖い・・・助けて・・・・・。