蒼大自身が僕の奥深くまで届いている。 深いっ！ これだけで僕はイキそうになって自然に蒼大自身をギュッときつく締めていたのだ。 「クゥッ・・はっ・・いぶ・・・締めすぎだ。緩めれるか？」 蒼大ごめんね。 緩めたいんだけれど今日はなんだか感じ過ぎちゃっておかしくなりそうなんだ僕。 僕は緩めるどころかさっきよりも締めながらゆっくりと腰を動かすと蒼大がそれを止めようと僕の腰を持ってクビを横に振る。 確かに僕もイキそうに何度もなってるけれどそれよりも蒼大が感じている顔が見たくて掴まれている腕を握ると動けるだけ僕は腰を動かした。 「いぶ・・どうしたんだ？気持ちがいいのか？」 『凄くいい。感じる。』 「そっか、キスしよう聖輝。」 僕の声は出ていないが口をパクパクすると蒼大がそれを感じ取ってくれる。 嬉しい。 僕は吸い寄せられるように蒼大の唇に自分の唇を軽く当てると蒼大は僕の後頭部を押さえつけて荒々しく舌を絡ませてくる。 何度も何度も角度を変えながら口の端からは光に照らされた銀の雫がキラキラと光を放っていた。