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リオ「マイク……俺がそんなに大事なのか……?俺は命をかけるほどの……愛を受け取るに相応しい人間か?」
マイケルはその問い掛けに答えない。代わりに、リオの唇を自身の唇で塞ぐ。
優しく思いやりのある普段のマイケルとは違い、そのキスは情熱と情欲に溢れた激しく熱のこもったキスだ。ぐちゅぐちゅと舌と舌が交わり、互いの唇の端から唾液が零れる。
数十秒後、どちらともなく互いの唇を離す。マイケルの頬は昂揚し、赤みがかっている。
リオ「そうか……俺は既にマイクの“もの”だからな……好きに愛すれば良いさ」
そっぽを向いてマイケルの眼を直視しないリオ。
マイケル「――っ!!」
そのままリオに覆いかぶさるマイケル。
一人の熱い思いが、もう片方へと強引に注ぎ込まれる。
■暗転
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