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 バタンッと大きな音を立ててマイケルの部屋の扉が開かれる。  そこには大勢の自警団。どの人物もまるで異形の存在を目の当たりにしたかのような表情をしている。 自警団A「ほら見ろ!そこの坊主は葬式を上げたはずだ!」 自警団B「ラーヤーン家の坊ちゃんが墓を暴いていたってのは本当だったんだな!」 自警団C「なんて卑しく汚らわしい!神への冒涜だ!取り押さえろ!」  口々にマイケルへ罵りの言葉をぶつける自警団たち。おそらく、リオの墓を暴いた時に目撃者がいたのだろう。そして、マイケルが商人に頼んだ触媒を少し調べれば、おのずと証拠は出そろう。  あらゆる証言、証拠がマイケルの禁術使用を裏付けていた。 リオ「マイクっ!マイクっ!!」  自警団の屈強な男たちに取り押さえられるリオ。マイケルはすぐにでもその不安そうな顔を抱きしめてあげたかった。しかし、マイケルは既に組み敷かれ、両手には手錠がかけられていた。 自警団D「こんなやつが存在するなんて街の汚点だ!首をはねて埋めなおしてやる!」

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