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突拍子もないことを聞かれ、驚く神田。
竜崎の顔が浮かび、言葉に詰まる。
答えられずにいる神田に那和は畳み掛ける。
那和「せんせぇが俺と付き合って くれるんやったら話してもええよ」
思わずカッとなった神田だが、顔が合った時の那和の顔は切ない笑顔をしていた。
神田M「なんで…、そんな顔をするんだよ。αでもそんな顔をするのか…?ーーまるで…フラれた時のオレじゃないか…」
那和「……ご、ごめんなぁ?俺の言うことーー」
神田「いいぞ」
那和「えっ!?」
神田「一年。一年だからな。あと、在学中に手なんか出してみろ」
初夏の日差しが神田の銀髪に反射する。
神田の脅すような睨んだ顔にも関わらず、那和はその様子を見てケラケラと笑う。
那和「ええで。ちゃんと約束は守るわ」
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