19 / 34

17

神田は小刻みに足を震わせる。 神田「お、オレは……」 竜崎「なぁ。葉月…」 神田M「……っ、充のフェロモン…!」 竜崎のフェロモンが神田の全身を包み込み、クラクラする神田。 竜崎が耳元で囁き、体をビクンとさせる神田(声を漏らしてもいい。)瞳を潤ませる。 脳内ふと浮かんだのは那和の笑顔だった。 神田「む、無理や……」 竜崎の腕に手をかける神田。 竜崎「無理や?」 那和「せんせ?」 その呼びかけに即座に顔を向ける那和。そこには困惑した那和がいた。

ともだちにシェアしよう!