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那和「せんせ…?」 神田「葉月」 那和「え…?」 那和が鼻が赤い顔をあげ、神田を見る。 神田「不良…品、でまだもし、良かったら……、卒業後、葉月の名で告白してきてくれ…。あと、その気がなきゃ、家まで呼ばな…い」 雫を瞳から流しながら笑う神田。 一瞬驚く那和は直ぐに微笑み、自らの体に伸びてきた神田の手を取り、左の薬指に歯を立てる。 神田「……っ!」 那和「……今はまだ項を噛むことは出来へんけど……、次は両方に俺の愛を示したるから待っといて、"葉月"さん」 神田の目からさらに大きな涙がいくつもこぼれ落ちる。

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