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見上げると腰に手を当てた那和が立っている。手の中にはリモコンがあった。
那和「俺の方がせんせの番やのに…」
むくっと頬を膨らませ、バスローブ姿でこちらを見る那和。
神田「浮気じゃないぞ?なは先生の活躍がテレビで…」
那和「テレビじゃなくて、現実の俺を見てよ…」
那和はベッドに乗り、うっとりとした瞳で片方の手を噛んだ項に、もう片方を指輪がはめてある方の手に(神田の)重ねる。下半身にシーツを掛けている神田にキスをする。
神田はビクンと感じながら受け入れる。
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